【NY外為】ドル下落、週間で5週ぶりに下げ-貿易戦争など警戒

【NY外為】ドル下落、週間で5週ぶりに下げ-貿易戦争など警戒

Bloomberg 2018年3月24日 4:48 JST 更新日時 2018年3月24日 6:00 JST

23日のニューヨーク外国為替市場ではドルが下落。週間でも値下がりとなった。今週はパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の下で初めて開かれる連邦公開市場委員会(FOMC)会合や、ホワイトハウス人事、貿易問題を巡る緊張の高まりといった材料を消化する週となった。

  トランプ大統領は朝方、包括的歳出法案への拒否権発動を検討しているとツイート。そうした中でドルは値下がりした。その後、大統領は姿勢を転換して法案に署名したものの、ドル安の流れは変わらなかった。ドルはアジア時間も軟調だった。米中貿易戦争への警戒やマクマスター米大統領補佐官の退任が背景にある。

  ニューヨーク時間午後4時35分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.3%安。週間では0.8%の下げとなった。ドルは対円でこの日0.4%下げて1ドル=104円85銭。対ユーロでは0.5%下落し1ユーロ=1.2357ドル。

  来週は10-12月(第4四半期)の米国内総生産(GDP)のほか、個人消費支出(PCE)や個人所得、PCE価格指数などの発表が予定されており、市場で注目されそうだ。

欧州時間の取引

  米中貿易戦争の懸念やマクマスター大統領補佐官の退任を手掛かりとしたドル安・円高の流れは欧州時間も続いた。ただ中国の反応はこれまでのところ抑制されているとの見方から、値動きの幅は小さかった。中国は米国からの輸入品30億ドル相当に相互関税を課す計画を発表した。

原題:Dollar Snaps Four-Week Winning Streak Amid Trade Worries(抜粋)

Dollar Set for Worst Week in a Month, Havens Gain on Trade Woes

月曜からの株式市場に与える影響は小さくないでしょう。

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政治経済、旅行、株式投資、仮想通貨投資を話題にします。 mixi では運営事務局によって一方的に利用停止されて慇懃無礼な退会勧告までいただきました。そのメールには些細な理由が書かれたいましたが、主たる理由は、ネトウヨ天国といわれる mixi が安倍政権に忖度し、その批判に偏狭な対応をするということ。山口敬之と安倍晋三首相との関係を追及すべきであるとのつぶやきと日記がお気に召さなかったようです。